
幹細胞の枯渇
修復のための蓄えが尽きていく
どの組織にも、まだ役割の決まっていない細胞の蓄えがあります—すり減った働き手と入れ替わるのを待っている見習いたちです。この蓄えは年月とともに減り、残った細胞も呼びかけに応えるのが遅くなります。16歳なら3日でふさがる切り傷が、60歳では2週間かかるのはこのためです。
お金で買えるものはありません。老化に対して幹細胞注射を提供するクリニックは、エビデンスのはるか先を行って売っています。蓄えを守ってくれるのは、地味でお金のかからないことです。睡眠、十分なタンパク質、週2回重いものを持ち上げること、そしてたばこを吸わないこと。
ひとことで言うと
すり減った組織を入れ替える細胞の蓄えが減り、反応も遅くなるため、治りが遅くなり、組織が薄くなっていきます。